ミランが７季ぶりにスクデット獲得

　イタリア・セリエＡは現地時間７日に第36節の２試合が行なわれ、首位ミランは５位タイのローマと０対０で引き分けた。この結果、ミランは２試合を残して、2004年以来のスクデット（優勝盾）獲得を決めている。ロイター通信が報じた。

　敵地でのローマ戦に臨んだミランでは、出場停止明けのイブラヒモヴィッチが復帰。前半は引いて守るローマとボールを保持するミランという構図だったが、ミランは時折見せるローマの鋭い攻撃に苦しめられ、ヴチニッチらに危ない場面を作られる。

　後半に入るとミランの動きがよくなり何度かチャンスを手にするも、ロビーニョのシュートはゴールポスト直撃と、最後まで得点を挙げるまでには至らず。結局試合は０対０のまま終了し、両者勝ち点１ずつを得た。

　この結果、ミランは勝ち点を78とし、２位インテル（勝ち点69）との差は暫定９に。ミランが残り２試合に敗れ、インテルが残り３試合を全勝した場合勝ち点で並ぶが、ミランが直接対決の結果で上回っているため、同チームの７季ぶり18度目のリーグ制覇が決まった。

　ここ５年は、同じ都市に本拠を置くインテルの後塵を拝してきたミランだったが、今季から就任したアッレグリ監督に率いられ見事スクデットを獲得。この日キャプテンマークを巻いてピッチに立ったガットゥーゾは「アッレグリ監督には最高の『10点』が付くはずだよ。成功への道筋を描いたのは彼だし、チームの結束を強めてくれたのも彼なんだから」と語っている。

　また、04年の優勝を味わっているMFセードルフは試合後、「７年ぶりにこの素晴らしい瞬間を味わうことができた」と喜びを語り、「この優勝によって、チームはさらに強くなるだろう」とミランの飛躍を期待した。

　なお、この日行なわれたもう１試合では、８位パレルモがすでに降格の決まっている最下位バーリを２対１で退けた。



[Yahoo!ニュース]より



　個人的には、ミランファンですが、今シーズンは長友選手の加入もあって、途中からはインテルを応援していました。堂々とした優勝でしたね。来シーズンのミラン、インテルのチーム作りに今から注目ですね。